アナログは難しい

今日はサーボモータの制御信号を作るためにオペアンプでPWM信号生成回路を組もうとした。

まずはオペアンプのアプリケーションノートに従って方形波の発振回路を作成し、成功した。ただし、デューティー比は50%から少しずれていた。

次に三角波発振回路をhttp://hobby_elec.piclist.com/ckt16.htmねがてぃぶろぐ 三角波を参考に作ってみた。が、発振しなかった。なぜ?基本的な理屈は分かるのだが、それだけではダメらしい。色々と試してみたが、未熟な自分には解決できなかった。

仕方ないので発振部は後回しにして、パルス幅の制御部を作った。ファンクションジェネレータで生成した三角波とボリュームで作った適当な電位をコンパレータに入力するだけの単純な回路だ。この部分は一応動いた。しかし、波形が非常に不安定でサーボモータがふらふらと動いてしまう。これを防ぐためにボリュームとOPアンプ間に大きめのパスコンを入れると安定はするが、遅れて反応する様になってしまう。

今日は僅かOPアンプ2個の小さな回路にアナログ回路設計の難しさを思い知らされた一日だった。それに比べるとデジタル回路がいかに簡単かを実感する。