ロボットクリーナー
君に決めた!
ふとロボット掃除機が欲しいと思ったのが先週の事。その日に少し調べてから電気屋に行き、そこで出会った日立のロボットクリーナーminimaru(RV-EX20)に決めた。
決め手はこの5点
- 国産
日本の企業を応援します。 - 体格が小さい
主流なのは横幅30cm位だが、これは25cmと小さめ。小型の物だと背が高くなる物も有るが、これは9.2cmで高さも抑えてある。い我が家の環境にはぴったりだ。 - 音も小さい
マナーモードにすれば出力を抑えて静かに掃除出来る。この業界ではiRobotが最大手で、パワフルだが音が大きいと言われている。アメリカ仕様かな。 - スマホ連携が有る割には安い
いわゆるコネクテッド家電。各社の高機能版だと10万越えの物ばかりになるが、これは5万円程度に抑えられている。スマホ連携で予約運転が出来るのと、ラジコンの様に操作できる様になる。今後はどの程度機能拡充してくれるだろうか。 - ゴミプレス機能
体格が小さいのでゴミを溜めるスペースも小さい。ゴミプレス機能は、ロボットがステーションに戻った際に働き、モータを最大出力で回す事で綿埃を圧縮する。するとスペースが生まれると共に、綿埃が有る程度固まってくれるので、捨てる際にあまり飛び散らない点が良い。
使ってみて良いと思った所
- 掃除が圧倒的に楽になった。
放っておけば勝手に綺麗にしてくれるなんてこんな便利な事は無い。コロコロでやっていたら数十枚以上は必要になるだろう、大量の埃も綺麗に集めてくれる。 - 意外に器用に動く
ラグ等を巻き込んでも少し後戻りしたり方向転換を繰り返す事で上手く回避してくれる。椅子の下や家具の隙間等の狭い所に入り込んでも嵌って動けなくなる事は無かった。一生懸命に進路を探す不器用な姿が意外にかわいい。
この価格帯では仕方が無い事
- ランダムに動くので効率は悪い
このクラス以下の機種では仕方が無い。ビジョンセンサやLiDAR(Light Detection And Ranging)等が無いのでSLAM(Simultaneous Localization and Mapping、自己位置推定と環境地図作成を同時に行う)機能は無い。狭い部屋あるいは障害物が少ない四角に近い部屋であれば問題ないが、ある程度広く障害物や部屋の形状が複雑(複数の部屋に行ける)場合等はSLAM機能が有った方が良い。多分15万以上の機種になってるくると思う。 - センサで上手く検知できない障害物は押し退けてしまう
上位機種ではビジョンセンサで物体認識をする物も有るのでそれなら問題ない。
ロボットフレンドリーな部屋に
- 床の上の滑りやすいラグは要改善
毛足が長く、滑りやすい物だと巻き上げやすい。逆に毛足が短く滑りにくい物、例えば風呂場前のマットとかは滑りにくいので問題ない。試しに3Mの剥せる両面テープで床面に固定してみた所、巻き上げなくなった。しばらく経った後でもテープの跡が残らない事を祈る。 - センサーに反応しにくい障害物は排除
コード、紙類やビニール類、背の低い物はセンサーで検知しにくく、巻き込む恐れがある。ロボットは壊れないがエラーで止まってしまうとメリットが薄れてしまう。床面を片付けよう。
テーブルタップは背が低いためセンサーで検知しにくいので押し退けてしまい、逆に部屋を荒らされる恐れがある。minimaru君からは隠しておくか、壁際に置くと良い。 - 敷居を低くしたい
乗越えられる段差は公称では2.5cmと言っているminimaru君だが、我が家の引戸の敷居は乗越えられなかった。前後にスロープ状の何かを置いてバリアフリー化したいので、ホームセンター等で丁度良い物を調査中。