2011-01-16 バックボーンネットワーク技術 Engineering 今日は専門的能力(伝送)より「バックボーンネットワーク技術 > バックボーンネットワーク技術」をまとめます。 基本構成 構成要素 コアネットワーク:中央部分の接続 コアノード:コアネットワークの各ノード エッジノード:コアノードとワークグループとの接続ノード ワークグループネットワーク トポロジー デイジー構成:ハブまたはスイッチ トライアングル構成:ダイナミックルーティングプロトコル機構 スター(ツリー)構成:マルチポートギガスイッチ OSI参照モデル 7つの層 物理層 概要 データリンク層からのデータ伝送要求に従って伝送路にデータを送信・受信するレベル 伝送路の物理的な性質を意識しないでデータ伝送出来る ビットを送る事だけに着目 規格 RS-232C V.24 データリンク層 概要 論理ネットワーク上でデータを円滑に伝送する 相手端末との間にデータリンクを確立してからデータ伝送を行う:HDLC手順 ビットをフレーム単位にする:チェックサムを付加 ネットワーク層 概要 交換網の構成を意識せずにデータ伝送を可能にする ルーティングを行う プロトコル X.25パケット制御手順 IP トランスポート層 概要 回線品質や通信サブシステムの物理的な構成を意識しなくても、通信しているシステム間で確実にデータが伝送される事を保障する 上位セッション層からのメッセージをパケットにまとめ、連番を付けて送信 受信側したパケットを連番通りに並べなおす フロー制御 プロトコル TCP セッション層 概要 応用プロセス間の情報送信制御(半二重・全二重・送信権など)およびデータ授受の同期制御を行う 一連のデータ交換を会話としてとらえる 会話単位ごとのデータ転送確認 ログ記録:どの集団が会話しているかを記録する チェックポイントの挿入 プロトコル ITU-T勧告T.62 プレゼンテーション層 概要 相手に伝える情報の表現形式を取り扱う 送信側と受信側で共通のデータ構造になる様に変換する ファイル転送に必要なデータ構造の管理 暗号化処理:SSLなど 圧縮処理:音声・画像:MP3・JPEG・MPEGなど アプリケーション層 概要 利用者およびネットワーク運用管理のためのプロトコルを実行し、2つの利用者プログラム間の通信を可能にする プロトコル 特定業務に共通的に使われるプロトコル:バンキング、座席予約 ファイル転送プロトコル:FTP 仮想端末プロトコル:異機種端末等を見かけ上統一的に扱える コネクション指向とコネクションレス 階層化の概念 エンティティ サービス PDUとSDU ATM系ネットワーク技術 IP系ノード技術 VoIPとソフトスイッチ ソフトスイッチ技術 メディアゲートウェイ技術 コアノード技術 ユビキタスネットワーク バックボーンネットワークの高速化・大容量化・高品質化・高信頼性 フレキシブルな経路制御技術 フォトニックネットワーク技術による大容量通信 IPバージョン6(IPv6)の利用および運用 超高速ネットワークにおけるトラヒックおよび負荷分散技術