セミナー
今日は午前中に経済物理の輪講と自分の経過報告があったが、案の定遅れた。先生に「東西線はまともに動いている方が異常なので30分は早く出てきて下さい。」と言われてしまった。あぁ、ごめんなさい(T_T)
今日の夕方には原子核統計セミナーがあって題目は「内部自由度のあるボース・アインシュタイン凝縮体(BEC)のダイナミクス」だった。面白い題材で議論が白熱したため全然進んでいない。でも1時間しかないのにスライド40枚は作り過ぎだと思う。ぜひ次回を期待したい所だが、発表者は「続きは知りたくない」と嫌がっている。まあ、そうだろうな。理解できないと容赦なく突込みをする人達だから答えるのは一苦労だ。
肝心の内容は大体以下のような物だ。
- 粒子にはボソンとフェルミオンしか無くて、ボソンは一斉に最低エネルギー準位に落ち込んでしまう事がある。
- BECはいろんな場面で起こっていて、凝縮している密度が低い方ではクーパー対・超流動ヘリウムなど、高い方では気体原子のBEC・レーザーなどがある。
- 位相空間密度なる量が一定値を超えるとBECを起こす?
- 気体原子をnK*1程度にまで冷却する方法。(磁気光学トラップ・蒸発冷却など)
- BECになったかどうかは、トラップを外した時の壊れ方で見分ける。
- その時の写真(原子の密度が分かるという意味で、波動関数を見ている事になる。本当?)が運動量分布を表している?
こんな感じで導入部しかお話できていない。果たして続くのか?