頭の冴えた日

今日はいつにも増してサークルの人と会ったな。そういう巡り合わせなのか。

それはさておき、頭がさえていたのか勉強ははかどった。今日やったのは角運動量の計算の一部と相対論でテンソル形式の計算。

最近この本の面白さに取り付かれている。

現代の量子力学〈上〉
桜井 純 段 三孚 桜井 明夫
吉岡書店 (1989/02)
売り上げランキング: 211,674
この本は初学者は手に取るべきではないが、一通り量子力学を学んだ人であればこの明快さが分かるだろう。シュテルン・ゲルラッハの実験の考察から量子力学で欠かせない様々な概念を実に自然に導入している。今まで天下り的に受け入れてきた物も必然性があって導入された概念であると理解できる。この本の内容は是非とも理解したい。

量子力学 1 (1)
量子力学 1 (1)
posted with amazlet on 06.05.20
A.メシア 小出 昭一郎 田村 二郎
東京図書 (1971/06)
売り上げランキング: 715,770
最近はこの本の良さにも気が付いた。昔は気が付かなかったが、色んな疑問に答えてくれるので欠かせない。

さてさて、今度は場の理論の分かり易い本が欲しいな。後は第二量子化場の理論が分かれば大抵の論文は読める様な気がしてきたのでもう一頑張りかな。物性理論ではバンド理論とハバード模型が理解できると基本的な事はクリア出来てる様な気がする。ちょっと楽観的か。