ディジタル中継伝送設備
今日は専門的能力(伝送)より「デジタル伝送装置 > ディジタル中継伝送設備」をまとめます。
平衡対ケーブル伝送装置の構成と動作
- 中継伝送路の構成
- 役割:端局装置からの信号を許された誤り率の範囲内で着信側端局装置に伝送する事
- 中継装置
- ケーブル特性と中継間隔
- 特性インピーダンス110Ω
- PCM-24方式:1.544Mbps
- 772kHz付近における損失が大きい
- 高周波での劣化
- 近端漏話:4.5dB/oct
- 遠端漏話:6dB/oct
- 監視方式
- 伝送路障害の監視
- バイポーラ監視:符号誤りの発生によってバイポーラ則が乱れる
- 障害中継器の標定:パルストリオ方式
- 原理
- 5ビット繰り返しのパルスパターンを十分長い周期で極性反転
- 中継器の特性が劣化するほど極性反転箇所で、等化増幅器の出力に符号誤りが多くなる
- 検出法
- 中継器の出力側で反転周波数のレベルを監視
- パルストリオの0パルス数の増減と、受信周波数レベルとの関係を調べる
- 障害中継局の位置を特定
- 反転周波数を各中継局ごとに変える
- 中継点にBPFを設置
- 原理
- 伝送路障害の監視
- 避雷回路
- ツェナーダイオードに並列にアレスタ
同軸ケーブル伝送装置の構成と動作
- 概要
- 中間中継装置
- 中継装置の特徴
- 監視方式:位相検出型障害探索方式(FF内蔵方式)
- 検出法
- 音声周波数で変調されたパルス列で中継器内のTFFをセット・リセットする
- 低域ろ波器を通して帰ってくる音声周波数の位相を監視
- 誤りをカウントする
- 動作原理
- 障害探索信号
- 監視局から送信
- 対パルス
- 単一パルス
- TFFの出力波形
- LPFを通す
- 誤りが無い場合:一定周期の波形
- 誤りがある場合:波形が崩れる
- 障害探索信号
- 検出法
- システム切換装置
- システム障害時
- 予備システムに自動t系に切り換える
- 最大で8システムの現用に対し、固定的に1予備システムを設定
- 切り戻しは切り替えに関与している局から手動で行う
- 端局装置の局内側出力断
- 同期はずれ(受信入力断)検出
- デジタルエラー検出
- 端局中継装置相互間で切り替え
- 切換え、切戻しに必要な信号
- 予備システムを用いて自局内端局中継装置に監視制御信号(SC信号)として伝送
- 装置の誤動作防止
- SC信号においても
- サブフレーム連送照合方式
- パリティチェック方式
- 動作フロー:シーケンス制御方式
- SC信号においても
- 切換え時間
- 端局中継装置のアラーム検出時間37.5ms
- 合計で約50ms
- システム障害時
- 給電方式
- 給電装置の設置場所
- 監視局
- 無監視給電局
- 給電路
- 一対の同軸ケーブルの中心導体
- 中継器を直列接続
- 給電形式
- 片側給電:一方向の中継盤数が38以下
- 両側給電:39〜76
- 定電流制御方式
- 可飽和リアクトル制御方式
- 直流550mA+-2%
- 最大出力電圧650V
- 給電装置の設置場所
- 端局中継装置