9回にわたる研修の末にようやく電源回路が完成した。シリーズレギュレータの仕組みを勉強する所から初め、仕様を決め、それからその仕様を実現する回路構成と定数を決定した。そしてその回路を乗せる基板にはユニバーサル基板ではなくプリント基板を制作した。その内研修で行ったのはPCBエディタを用いたアートワークだけで、その後のエッチングなどの作業は講師にやってもらった。研修の中で行うには薬品の処理の問題があるためだ。そうして出来た基板に部品を実装した物が写真の回路だ。
仕様
- 入力電圧
- AC100V
- 出力電圧
- 0V〜16V、0V〜-16V(トラッキング)
- 電流リミッタ
- 200mA
- 残留リップル
- 数mV以下