株の本
この手の本で多いのは
- こうすれば儲けられる
- 私はこれで儲けた
見たいな本。ホントかよ?と疑いたくなる。あなたはそれで良かったかもしれないけど、自分にそのまま当てはまるとも限らないし、第一そんな事が言える根拠が抜けている。あくまで体験談だよね。物理屋は根拠の無い事をそう簡単には受け入れない。
で、この本では各種の経済指標などの見方を解説してくれます。例えば
株主資本利益率(ROE) = 当期純利益 / 株主資本
と言う定義は何処にでも書いてあるけど、だからどうした?と思ってしまう。それぞれの言葉に馴染みが無いのでこれ見ても良くわかんないんだよね。そこでこの本ではどこでそのデータが見られるか、そのデータが何を表しているか、どのように判断すべきか等について専門外の人に分かりやすく解説してあります。知りたい事がそれなりに書いてあったんで満足してます。
項目の中に「ジンクス」とか「雰囲気」ってのが有ったのに、自分を納得させてくれたのは評価に値すると思う。