試験概要

電通信主任技術者試験の時と同じやり方でまずは全体像を見る。また、現在までに学習した内容と重複している項目も明記した。

要求される知識

  • 基礎理論(ディジタル技術検定 情報部門と重複)
  • アルゴリズムとプログラミング(ディジタル技術検定 情報部門と重複)
  • ハードウェアとコンピュータ構成要素(ディジタル技術検定 情報部門と重複)
  • システム構成要素(ディジタル技術検定 情報部門、電気通信主任技術者と重複)
    • 集中・分散処理システム
    • クライアントサーバシステム
    • システムの構成方式
    • システムの性能
    • システム性能設計
    • 待ち行列理論の適用
    • システムの信頼性
  • ソフトウェア(ディジタル技術検定 情報部門と重複)
    • OSの構成と機能
    • プロセス・タスク管理
    • 記憶装置
    • 言語プロセッサ
    • 開発支援ツール
  • データベース
    • データベースの基礎
    • 関係データベース
    • 正規化
    • 関係データベースの演算
    • SQL
    • データ定義言語
    • 埋込み方式
    • データベース管理システム
    • 分散データベース
    • データベース応用
  • ネットワーク(電気通信主任技術者と重複)
    • 通信プロトコルの標準化
    • IPアドレス
    • ネットワーク(LAN)
    • インターネット利用技術
    • 伝送制御
    • 交換方式
    • ディジタル通信
    • 回線容量の計算
    • 伝送時間の計算
    • 通信コストの計算
  • セキュリティ(ディジタル技術検定 情報部門、電気通信主任技術者と重複)
  • システム開発技術
  • マネジメント
    • プロジェクトタイムマネジメント
    • プロジェクトコストマネジメント
    • システム運用部門
    • システム運用業務
    • システム監査
  • ストラテジ
    • システム戦略
    • 経営戦略
    • 経営工学
    • 企業会計
    • 関連法規と標準化

午後問題対策

午後問題は上記の知識に加えて課題発見能力、課題解決能力、抽象化能力等の技能が問われる。

これらは選択問題になっていて、テクノロジ系だけを選択する事も可能だ。ストラテジ系とマネジメント系を捨ててテクノロジ系だけで勝負するか、テクノロジ系の問題が難しかった場合にストラテジ系かマネジメント系に逃げられるようにしておくか、二通りの戦略が考えられる。

多くの項目は上記の「要求される知識」に含まれるが、コンサルティング技法、組込みシステム開発の2つは含まれていないようだ。ITサービスマネジメントはPMの延長線上で考えれば良いだろうか。