蔵王温泉スキー場1

樹氷原?

樹氷を見たいとのリクエストを受けて蔵王温泉スキー場にやって来た。実はこの計画は大学の知り合いに北海道にスキーに行かないかと誘われたのが発端だ。ところが、出遅れて予約が取れなかったんで、妥協して蔵王にしたのだ。誘われたのに自分が予約を取る事になるのはなんでだろ〜

蔵王のバスターミナルから宿までは徒歩だ。この時のために昨日印刷した地図は家に忘れたのでカンで歩いた。途中で道を尋ねると親切なお姉さんに地図を貰い、これによって無事たどり着いた。ちなみにこの地図には間違った経路が記されている。自分が言い間違ったのか、お姉さんが聞き間違えたのか、確かめる術はもう無い。

宿で東京からやってきたイイダ君・猫さんと合流し、早速ゲレンデに繰り出した。自分の体は滑る前から腰と左太ももに不安があるので極力安全運転に勤める。そのおかげで非常にチンタラとしていたが転倒する事無く初日を終えた。

蔵王のゲレンデには何と言うか、自然の厳しさを教えられた気がした。
まず、下の方は穏やかな天気なのに、ある高度以上では日本海から吹き付ける強力な北風に進路と視界を阻まれる。緩い斜面なら風の抵抗で止まってしまう。
次に、平行移動が大変だ。まあ、何処のゲレンデにも有るので体力とかでカバーするしかないな。
最後に有名な樹氷を見に山頂を目指したが濃い霧でちゃんと見えるのか不安だった。と言うか、何処まで上れば樹氷に会えるんだろう?そう思いながら山頂を目指したけど、結局樹氷は現れなかった。どうやら先週の雨で雪が落ちてしまったらしい。残念だ。樹氷原コースなのに林の中を滑ることになろうとは。
山頂には大きなお地蔵様が居て、五体満足で帰れますようにと祈った。