困難の連続

取り付けたファン

最近、PCの電源ユニットのファンが異音を発していた。そこで先日、PCのファンを交換した。その時の苦難の話である。

困難その1。まずはPCのケースを開けた。そして中にある電源ユニットを取り出す。本来なら難しい作業ではないが、いきなり壁にぶち当たった。ネジが奥にあるので手持ちのマルチラチェットでは届かない。ドライバーは会社に置いてきてしまった。精密ドライバー挑戦したが力が入らず回せなかった。次にハサミで挑戦するもうまく回せない。カッターもダメだった。彫刻刀も回すには至らない。最後にペーパーナイフで挑戦し、この困難に打ち勝った!

困難その2。電源ユニットを取り外したら次は電源ユニットのケースを開け、ファンがあらわになった。ケースからファンを取り外すのは容易だった。しかし電源の端子が取れない。接着剤でガチガチに固められているではないか。これを取るにはニッパーが…無い。しまった、これも会社にあるな。仕方ないのでハサミとカッターで格闘する事30分。最後は壊れるんじゃないかって位に強引に引っ張って取った。

困難その3。ファンの取り外しは完了。端子を取り付けようとするも端子の数が異なっている。何回か試して正解を見つけ出した。

困難その4。凡ミスだった。新たなファンの厚さは元の倍くらいあるので電源ユニットのケースの中に入らない。まあ、中に入らないのだから外に付けるしかない。どうせPCケースの中だから他の部品に干渉しなければよしとしよう。

困難その5。PCの電源を立ち上げると…何も起動しなかった。おっと、やばい。壊してしまったか?色々調べると電源ユニットを取り付ける際にHDDの電源ケーブル接触を悪くしてしまったらしい。

こうして無事に静かなPCを取り戻した。ちなみに取り出したファンを単体で駆動してみるとファン自身が動くほど振動していた。おそらくベアリングがダメになって回転の中心軸がずれているのだろう。

困難その6。この文章を後半まで書いた時にブラウザがクラッシュして、書いた文章が全て失われてしまった。一筋縄ではいかない物だ。