レビュー

久し振りに図書館で本を借りた。さらっと読める本が読みたくなったので2冊ほど借りてみた。お手軽に読める本って気楽で良いね。

ポケット図解「物理」は図で考えると面白い
瀧澤 美奈子
青春出版社 (2007/05)
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この本は物理を知らなくても誰でも読めるお手軽な本だ。ビル風はなぜ吹くのかとか台風の目が晴れているのは何故かとか、簡単に説明してある。まあ、一般向けとしては楽しいし、イメージを掴む為には良かったと思う。だけどちょっと物理を知ってる人からすると説明が足りなさ過ぎる。別になんとか方程式を解けとは言わないけど、もう少しちゃんとした説明が欲しかった。そうすれば我々でも読む価値があったかな。

日本の数学-何題解けますか?(上) ねずみ算・油分け問題から微積分まで
深川 英俊 ダン ソコロフスキー Dan Sokolowsky
森北出版 (1994/05)
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最近和算に興味があったので借りてみた。普通は連立方程式を解けばいいんだけど、和算では旅人算とか鶴亀算みたいに独特な考え方があって面白い。発想の転換ってやつだな。で、これにそう言うのが沢山載ってるかな?と思ったんだけどそれは無かった。この本では問題を現代語に翻訳して現代風に解いている。なんだ、普通の問題集みたいだな。でも普通の問題集としてみれば面白い問題が沢山載っているので良い。かなり骨のある問題がそろっているので腕に自身のある人はチャレンジしてみると面白いかもしれない。